先日のタイヤ交換であちこち気になってしまったんですが、壊れている訳ではないので買い替える気にはなれません。で、自転車の整備関連の情報やパーツを眺めていたところ、基本的な所なら自分でもできそうな気がして、GW後半は自転車いじりでした。
タイヤを外してリムにこびりついたブレーキのゴム取り。最初は評判の良さそうなB002H3HLA0を使っていたが、溝が深くてゴムがなかなか取れない上、砥石に思いっきり#120とか書いてあるので、80番の耐水ペーパーに水をつけながら荒めに削っておいて、ラバー砥石で仕上げ。まだ溝が残ってますがどこまでやってよいのか加減が分からないのでとりあえず写真下の程度でやめ。
[clear]
今回の整備はそもそもグリップがドロドロになって手に臭いが移るようになったのがきっかけだったのだが、調べると私の自転車のグリップはシフターと一体型のSRAM MRX PLUSというやつで、グリップだけ交換ということができないもよう。シフトの交換まではしたくないので、結局ハンドルに塗ってある樹脂をカッターで削り、バーテープを巻いて対処。
[clear]
後輪のギアも分解して洗浄。古い自転車なのでボスフリーという旧式のパーツが使われていて、さらに外し方の違うものが何種類かあるらしい。うちの自転車の場合はギアの着脱は引掛レンチでギアの外に付いているねじを回せばよいタイプ。が、錆び付いていて全然回らないので、kure-556を吹き付けてしばらく置いた後にマイナスドライバー + ハンマーで叩いて外す。組み立てた後の締め付けは引掛レンチで。
冬の残りの灯油をペンキ塗り用の50円の使い捨てバケツに入れておいて分解したギアを入れ洗浄。
[clear]
フリーハブ本体はカニ目レンチであけるタイプの蓋が逆ねじで締め付けられている。しかし取り付けてある穴が1cm位の深さがあって、そこまで長いピンが付いたものが無い。どうしようもなくて近所のサイクルベースあさひに持ち込んでみたが結局駄目で、浸透性の高い潤滑剤を塗ってもらい、翌日まで待ってからマイナスドライバー+ハンマーを試してみて下さいとの助言をいただいて持ち帰り。結局それでも駄目で、「最後の手段」として書いてあったバーナーで炙る方法を試してようやく外れたが、当然ながら煤だらけに。ホームセンターで購入したお弁当用の蓋付きPET容器(10個で200円ぐらい)に洗浄液といっしょに入れてシェイクしたり、焼き網掃除用の金ブラシを使ったりして除去。
組み立ても外枠にベアリングを並べては駄目で、内側のリングにグリスでベアリングをくっつけておいてから外枠にはめ込む。さらに組み立て前に逆側のベアリングも外枠の方につけておくか、最低限グリスは塗っておく必要あり。
[clear]
チェーンはWAKO'Sのフィルタークリーナーでいったん汚れと油を全部落として水洗い、拭き取り。半日ほど乾かしてからWAKO'Sのチェーンルブを塗布 。
[clear]
ブレーキもバネや調整ネジがさびて今にも折れそうだったので、調べてみるとシマノのDeoreという物が前後+レバー(ワイヤー付き)で6,500円位だったので購入して交換。
[clear] 実は真っ先に交換したのはこのスタンド。自立して前後どちらかの車輪を浮かせられるので、いろんな作業がやりやすくなる。