雑記

2000|01|
2003|05|06|07|08|09|10|11|12|
2004|01|02|03|04|05|06|07|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|
2007|01|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|09|11|
2009|02|03|05|06|07|08|10|11|12|
2010|01|03|04|05|06|07|08|09|10|
2011|05|06|09|10|
2012|03|07|09|12|
2013|01|02|04|05|07|08|10|11|
2014|04|05|08|10|12|
2015|01|05|
2016|09|
2024|06|
2025|01|

2012-12-15 [長年日記]

手元タイマー付きコンセントの制作

机の下の暖房器具の操作にPanasonicの「まごの手スイッチ」を使っていたんですが、たまに消し忘れたりして地球にもお財布にもよろしくない状態が続いていました。

B000U0ORSQ

なら一定時間が過ぎたら消えるようにすれば良いと思いタイマーを物色。

B000FS9RBA

ところが、このダイヤルタイマーも含め、探した限りではコンセント差し込み口がタイマー部と一体になっているものばかりで、まごの手タイプの物が無い。かといってこれで妥協するとコードの引き回しが大変な上、コンセントの突起がじゃまでしょうがない。

で、無ければ作るしかない、ということで作りました。(為念:私は電気工事士の資格を持っています。また、もし自分でも作ろうとか思った場合、くれぐれも自己責任でお願いします。)

材料

材料は上記のまごの手スイッチとダイヤルタイマー+VCTF 0.75mm^2 の3芯ケーブル。

[clear] トライウィングねじ まずはバラすわけですが、ダイヤルタイマーのネジは特殊なもので、外すには下のビットのような専用工具が必要。

B001YHFRZQ

[clear] コードを外した図 無事ふたを取ってハンダ付けしてあったコードを抜いた状態がこちら。使われている半田の量が多いので、こて先はある程度熱容量の大きなものが必要。

[clear] VCTFコードを付けたところ 取り外したコードの代わりにVCTFのコードをハンダ付け。本来の2本(赤、黒)の他に、右側に白い線を延ばして「時間がたてば切」側の端子に繋ぐ。

[clear] まごの手コンセント 次にまごの手コンセントのコンセント側をばらす。こちらはプラスねじでコードも圧着端子をねじ止めしてあるだけなので、簡単に外せる。

[clear] 左の壁を削る ところがこのままでは左側の端子にコードを付けられないので、端子の下にある壁(写真左中央)をヤスリで削る。

[clear] 蓋側も削る 蓋の方も、同様にコードを通す部分を削る(写真右側中央の丸く凹んでいる部分)。

[clear] コードを接続 赤と白の線は圧着端子を使い、黒の線はハンダで写真のように取り付け。

[clear] 完成図 蓋を閉めて完成。

[clear] テストの様子はこちら。

[clear] しばらく実際の暖房器具で使ってみてコードや本体が熱を持つようなことも無かったので、会社で足下に暖房を置いている人の分を作って配布。なかなか好評です。

[green]


本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

- hososhin [私もこのタイプのタイマーを探していました。 やはりメーカーは作っていない様ですね。 それにしてもなかなか工夫されてい..]