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2011-09-11 [長年日記]

地デジ(HD)の価値は中継にあり、HDMIの価値は連動にあり、DLNAの価値はダビングにあり

AVシステム

去年の12月にテレビが壊れてから丸8ヶ月、7インチワイド液晶のしょぼい画面で過ごしてきて、途中もうテレビはいいかなと思ったりもしてたんですが、価格ウォッチだけは続けエコポイントやアナログ放送終了の便乗値上げは無事スルー、半年前の46インチの予算で50インチを買ってもおつりが出る状況になったところで決断しました。パナソニックのTH-P50VT3。写真の状態でようやく落ち着いた感じになったので、ここまでの道のりや雑感などを。

テレビとシアターラックを購入

購入は7月末。3Dグラス2個+BDソフトのプレゼントキャンペーンが7月いっぱいで終わるという店員の一言が最後のひと押しとなりました。4:3から16:9への買い替えのためラックも同時購入。写真のスピーカーを既に持っていたのでシアターラックにするかどうか迷ったんですが、20年前の製品でしたし、レイアウトの都合で必須だった壁よせスタンドの純正品TY-WS4P3TがVT3には非対応で、サードパーティ製品は転倒などが怖くて買う気になれず、壁寄せに対応している SC-HTF7-T + SH-KHTF7-K の組み合わせを選択。1週間ほどで納品可能ということでしたが、こちらの夏休みもあったりしたため8月中旬にしてもらいました。設置サービスをお願いしたところ、当日はなんと三人体制で来てびっくりしましたが作業の様子を見て納得。テレビやシアターラックは一人ではとても持てない大きさですし、補助役も付けてテキパキと作業する様はなかなか小気味のよいものでした。

レイアウトは6畳間の長辺中央に写真の通り壁よせ、反対側にはIKEAのソファーベッドを置き、その両脇にサラウンドスピーカーという配置で、ソファーに座るとテレビ画面からの距離が190cmほどになります。16:9のテレビでは最適視聴距離が画面高さの約3倍ということらしいので、50インチ(高さ62.2cm)ならほぼ理想的な配置です。

ファーストインプレッション

実際に設置してみた印象としては、思っていた程のやっちゃった感はなく、結構自然に部屋に収まっている感じです。先に書いた通り理想的な距離のためか画面全体がちょうど見渡せる感じで没入感もすばらしい。

画質はさすがで、

  • 甲子園の中継ではバックネットの網目がくっきり、天気予報でも市町村の境界線までハッキリ 
  • F1中継でシューマッハの金のヘルメットとロズベルグの黄色のヘルメットの見分けも余裕、車の色もかなり本物に近い印象
  • This is it でカメラの違いがはっきり分かり、本当に素材をかき集めて作ったんだなぁと再度グッとくる
  • 日本の放送局(特にNHK)の生中継やドキュメントはやたらと画質が良い事を実感できる
  • 試しにPCを繋ぐと1152x870の解像度で十分実用的に映る

など想像以上の満足度を得られ、これだけでもよい買い物をしたなぁと実感しました。

一方で音質の方は、テレビ内蔵スピーカーではくぐもっている上に低音域がむやみに強調された音が画面の下から漏れてくる感じで、ステレオ感も全くない。この薄さではエンクロージャに工夫する余地も無くしょうがないのかもしれませんが、せっかくの高画質なのに内蔵スピーカーで済ませるのはかなりもったいない気がします。これをシアターラックに切り替えるとアナウンサーの声はハッキリ、F1マシンも画面に合わせて左右に移動するようになり、この組み合わせでようやく音と映像のバランスがとれてくる感じです。

HDなF1とSDなWRCの画質差が気になりだす

ここらへんから何かが狂いだしますw

テレビを見ていると、地デジやBSは1080iできれいに映るんですがCATVのチャンネルがCSフジのNEXTを除いて480pで、画面が粗いのがはっきりと分かるようになってしまいました。CATVのチャンネル一覧を見ると、+1,000円/月でデラックスコースというのがあって、HDで見たけりゃこちらを契約しろということのようです。ただ、よく見るとデラックスコースではCSフジの1,2が標準になっており、1,2,NEXTの1,500円/月の契約がNEXTのみの1,000円/月に変更となるため、私の場合は+500円/月で10チャンネルをHD化できる計算に。ならということで契約を変更。すると思わぬ特典というか、J SPORTSがSDとHDを走査線数以外の所でも差別化しているを確認できました。

SD HD

[clear] 左がスタンダード、右がHDの画面ですが、スタンダードでは上下に黒帯が付いて圧縮されています。見づらいですが画面右下の透かしの表示が黒帯部分まではみ出しているので、CATV側の変換ではなくJ SPORTSの配信映像が元々こうなっているようです。

骨董品ではなく一生物だった20年前のスピーカー

さて、この時点でシアターラックの音質にさほど不満があった訳ではないのですが、音が画面の下から来るのだけにはどうしても違和感がありました。そこでものは試しにと、持っていたスピーカー(SANSUIのS-7XV)とアンプ(DENON AVC-1550)を繋いでみることに。スピーカーは学生時代に長岡鉄男氏に感化され、バイト代を1年ぐらい貯めて買った20年もの。アンプも10年前に、主に映画ソースのドルビー対応のために買った物で、映像はS端子しかないものの音声はかろうじて光入力端子があります。これをテレビの光出力端子と接続してどんなもんかと聴き比べてみたところ、20年前の製品ながらも単品でシアターラックとほぼ同じ値段したスピーカーはさすがでした。まず音の定位はスピーカーの高さもあってセンターの音が画面の中央にビシッと決まり、左右方向の定位も段違いです。また、音質もニュース番組とかの人の声の領域ではあまり差は感じられないものの、音楽やF1中継の音で比べると全音域でかなりの情報が落ちているのがはっきりと分かります。こうなるとシアターラックの音には戻れず、ややもったいないですが壁寄せラックとなる運命に。

ところでこのアンプ、サイズが大きすぎてラックの棚に収まりません。しばらくラックの天板の上に置いていたんですが、シャンパンゴールドの筐体が光を反射して部屋を暗くしての映画鑑賞モードではいただけない。さらに悪い事に、震災の片付けの際に間違えてリモコンを捨ててしまったらしくどこを探しても見つかりません。で、ここまですっかり暖まっていると「しょうがないなぁ、最新のアンプを買うか」となる訳で、ますます深みにはまっていくのでした。

AVアンプを購入

というわけで、

  • ラックに収まるサイズ
  • HDMI 端子付き
  • 3DやHDMIコントロール機能(CEC)、ARC(Audio Return Channel)等に対応

という条件でアンプを探した所、あつらえたようにMarantzのNR1402が7月に発売されてるじゃありませんか。上位機種でNR1602というのもありますが、比較すると|http://www.marantz.jp/jp/Products/Pages/ProductComparison.aspx?CatId=HomeTheatre&SubCatId=AVReceiver&ProductId=NR1402ネットワーク関連機能とUSB、7.1chへの対応といった、個人的には不要な機能を削って値段は半分だったので迷うことも無く1402を選択しました。で、ふらふらと近所の電気店に行った所、在庫があったのでテレビを買った担当者を呼んで値段を聞くと当時の最安値+1,000円ほどと言われ、即決して持ち帰りました。

DVDデッキが…

閑話休題

時期は前後しますが、ちょっと想定外のトラブルもありました。テレビが「当たり」だったのが嬉しくて、これまでに溜め込んでいた録画を見直していたところ、録画のコピー&DVD焼き用に使っていたRD-X3のHDDが突然お亡くなりに。何度電源を入れなおしてもHDDを認識せず、最終手段のフォーマットすらできません。データが消えてしまったのも痛いですが、このままではSTBに残っている録画番組を保存用媒体へ変換する手段が無くなってしまうため、どうにかしないといけません。

選択肢としては、

  • RD-X3を修理する
  • Blu-rayデッキを購入する
  • CATVのBlu-ray付きSTBを契約する

ぐらいが考えられますが、RD-X3はSD画質までしか対応していないため、いまさらお金をかけて修理する気にはなれませんでした。Blue-rayデッキの購入は、

  • テレビやSTBとの連動を考えるとPanasonic製品の一択
  • ダブルチューナはいらないが、シングルチューナのBRT-210にはiLink端子が無く接続できない
  • 連動録画や録画後の移動が面倒くさそう
  • さすがに(この時はまだ検討中だった)AVアンプとデッキを両方買うのは…

ということであきらめ、まんまとCATV局の思惑に嵌っている気がしつつも、STBをアップグレードする事にしました。2,000円/月追加料金がかかるので、DMR-BWT500相当と考えると、約2年で支払い額が逆転しますが、HDDの交換保証が年数無制限で付いて、新機種が出た時には交換もできるかもしれない事を考えればそう悪い条件でもないでしょう。壊した時の賠償金が10万円なので、その値段だと思えば4年使ってもおつりがきます。

自社のSTBについて無知・無関心なCATV局

さてこのCATVのSTB交換ですが、実のところテレビの購入と同時に交換する事も考えて軽くあたってはいました。しかしテレビ購入前に電話で問い合わせた時には古いSTBからBlu-ray STBには録画番組の移動ができないと言われたため、少し引っかかりを覚えつつも、古いSTBの録画データをDVDに焼くまではそのままでいくつもりでした。ところが、DVDレコーダーの故障で事情が変わったため、まじめに調べる事に。以下、経緯を箇条書きで。

  • 両方の取扱説明書をダウンロードして読み、共にiLink端子が付いている事を確認
  • CATVにメールでiLink経由でダビングできないのかメールで問い合わせ。iLinkでの直接接続については無回答で、「番組データーのムーブは、できかねます。」「有料で「DIGAレンタルサービス」がございます(8,400円)。」これは「STB内に録画した番組データを、ブルーレイディスクに保存するための機器(DIGA)のレンタル・設置・操作説明を行うサービスです。」との回答
  • 「できかねます」ってどういうこっちゃと思い、パナソニックに両者間でのダビングについて問い合わせ。「i.LINK端子の種類が異なる為、直接相互に信号のやり取りが出来ません。」、「一旦、パナソニック製のDIGA(ブルーレイ/DVDレコーダー)経由でのダビングは可能でございます。TZ-DCH2810→DIGA→TZ-BDW900」との回答を、対応しているDIGAの機種一覧付きで貰う。
  • CATV局に再度電話で問い合わせ、DIGAレンタルで新しいSTBに録画番組を移動したいと伝えると「機材の提供会社からできないと聞いている」、いやパナソニックからできると回答を貰っていると伝えると「確認させる」との回答 
  • 翌日に電話が来て「提供会社に確認させた所、メーカーから出来るとの回答を得た。ただ、機材の引き取りで訪問回数が増えるので、12,600円になる」

というやり取りがあって、料金アップはしょうがないかとレンタルサービスを使う事に。対応機種のレンタルはDMMで8,760円/月でもやっているようなので、同じ事をしたい人はこちらを利用した方が良いかもしれません。

TZ-DCH2810→DIGA→TZ-BDW900をやる際のTips

というわけで無事録画番組をDIGA経由で新しいSTBに移動できた訳ですが、やってみて気付いた点など。

  • TZ-DCH2810→DIGAには1番組ずつしかダビングできない。DIGA→TZ-BDW900は複数選択して一括コピーが可能
  • TZ-DCH2810→DIGAの際、ダビング10の番組をコピーするとTZ-DCH2810側のコピー可能回数が1回減るだけで、DIGAの方にはムーブオンリーの状態で記録され、DIGAのデータから孫コピーは作れない。同じ番組を複数回コピーすることで対処可能。
  • DIGA→TZ-BDW900はトップメニューのダビングではなく、その他の機能→iLink(TS)ダビングを使う
  • DIGA→TZ-BDW900のダビング中にTZ-BDW900側を操作すると何かの拍子にすぐダビングが停止する。しかも、途中でダビングが止まるとその番組のダビングが終わった所までDIGAの録画データから消え、DIGAとTZ-BDW900の両方にそれぞれ中途半端な状態で残る。

連動&リモコン制御がすばらしい

さてこうして(一部意図せぬ)グレードアップをあれよあれよという間に重ねていったシステムですが、最終的に次のような組み合わせになりました。

[flat] ;テレビ

Panasonic TH-P50VT3

;Blu-ray STB

Panasonic TZ-BDW900P

;AVアンプ

Marantz NR1402

;ゲーム機

SONY PS3(CECH-2500A)

[clear] これらの機器をNR1402を中心に接続してHDMIコントロールをすべてONにすると、かなり自然に連動する上、ほとんどの操作をテレビのリモコンだけで行う事ができます。

  • テレビの電源に連動してアンプとSTB/PS3の電源もON/OFF(最後に見ていた機器が連動し、他の機器はOFFのまま)
  • PS3の電源はDVD/BD再生やゲーム起動中には連動OFFしないようになっている(ゲーム注に電源が切れたら逆に困る)
  • テレビを地デジチューナに切り替えると、アンプの音声入力も自動的にテレビに切り替わる上、STBの電源が切れる。
  • STBの電源が切れている状態でテレビのリモコンの「リンク」ボタンでメニューを表示して「ケーブルテレビを見る」を選ぶとSTBの電源がONになって映像と同時にアンプの音声も切り替わる
  • CATVを見ている時は、テレビのリモコンでSTBのチャンネルや放送切替(地デジ、BS、CATV)操作ができる
  • PS3の電源を入れると自動的に映像・音声が切り替わる(アンプの機能)
  • PS3のメニュー操作がテレビのリモコンの十字キー、決定ボタン、戻るボタンでできる
  • さらに、DVDやBlu-rayなどの映像ディスクの再生時には、テレビのリモコンの下側にある再生、停止等のボタンでPS3を操作できる、つまりBlu-rayプレイヤーとしてはテレビのリモコンでPS3のすべての操作(含電源OFF)ができる

以下、少し残念な点

  • PS3の電源を切った時にテレビやSTBに自動的に切り替わらない
 →リモコンのビエラリンク→ケーブルテレビを見る、で切替操作は可能 
  • テレビのリモコンに30秒スキップボタンがない
 →サブメニュー+上で同じ操作は可能だが1ストローク増え、操作説明の表示が自動的には消えない 
  • 「録画一覧」ボタンはSTBを見ている時でもテレビの外付けUSB HDDの録画一覧となる
 →STBを見ている時にテレビ側の録画番組を一発で呼び出せると考えると便利っちゃあ便利。また、手順は増えるが「リンク」ボタンのメニューから[ケーブルテレビの操作一覧]→[録画した番組を見る]でSTBに録画されている番組をテレビのリモコン操作だけで見る事はできる
  • テレビのリモコンからPS3の電源を入れる事ができない
 →ゲームの時はPS3のコントローラから電源オンできるし、映像ディスクを見る時には本体の所まで行く必要があるので、不便というほどではない
  • AVアンプの操作ができない
 →解決策無し。アンプの入力ソースを切り替えでPS3の連動電源オンはできるので、その操作だけはできると嬉しいんですが…
  • AVアンプのリモコンで他の機器が操作できない(STBやPS3用のプリセットコードが無い)
 →諦めてテレビのリモコンをメインで使う事にしました

このように少々難点はあるものの、以前なら電源を入れるだけでも学習リモコンを切り替えては操作を繰り返す必要があったのが、テレビ単体を操作するのとほぼ同じ手順だけで済んでしまうというのは、店頭で経験した3Dなんかより遥かにエポックメイキングな体験でした。メーカー各社はこんなに便利な連動機能をなぜ○○リンクとか言って全くの別物のような扱いにして宣伝しないのか不思議でなりません。

著作権保護はガチガチだがDLNAに光明あり

一方で、著作権保護については本当にガチガチになっています。

まずこのテレビには外付けUSB HDDへの録画機能があるんですが、録画できるのはテレビのチューナを使った番組だけで、STBなどのHDMI端子から入力された映像は録画できませんでした。また、テレビにはHDMI出力、STBにはHDMI入力端子がないので、テレビの外付けHDDに録画した番組をHDMI接続でSTBに移動してBlu-rayに焼く、ということがHDMI接続だけではできません。これを確認した時にはテレビにHDD接続できる意味ないじゃんとかなりガックリしたのですが、DLNAに光明がありました。

で、最終的にはビエラの外付けHDDからSTBに番組をダビングできるようになったんですが、結構複雑で実は何が効いているのかよく分かってなかったりします。ともあれ、記憶にある限りでやったことを書いてみます。

  1. テレビ、STBを同一ネットワークに繋いで通信できるようにする
  2. テレビで[設定する]→[初期設定]→[ネットワーク関連設定]を開き、[ネットワーク連携設定]内のすべてのパラメータをオンにする
  3. STBで[その他の機能へ]→[初期設定]を開き、[LAN通信設定]の[ホームサーバー機能設定]で[ホームサーバー機能]を「入」にする
  4. 同じ画面でテレビのMACアドレスが表示されているはずなので、視聴許可する 
  5. STBメニューの[その他の機能へ]→[初期設定]に戻り[テレビ/機器/ビエラリンクの接続]→[ビエラリンク設定]→[ビエラリンク(LAN)設定]を順に開いて[ビエラリンク(LAN)制御]を「入」にする
  6. STBメニューの[その他の機能へ]→[初期設定]に戻り[テレビ/機器/ビエラリンクの接続]→[ビエラリンク設定]→[ビエラリンク(HDMI)設定]を開き、ビエラリンク制御を「切」にする
  7. テレビのメニューの[設定する]→[初期設定]→[接続機器関連設定]を開き、[ビエラリンク(HDMI)設定]で[ビエラリンク(HDMI)制御]を「しない」にする
  8. いったんテレビとSTBの電源をOFF→ONする
  9. STBメニューの[その他の機能へ]→[初期設定]に戻り[テレビ/機器/ビエラリンクの接続]→[ビエラリンク設定]→[ビエラリンク(LAN)設定]にもどり、登録機器一覧の[新規登録]を実行すると、10分以内に操作するように表示され、操作待ち状態となる
  10. テレビのリモコンの[ビエラリンク]ボタンを押し、[お部屋ジャンプリンク]を選ぶと、STBの名前「ケーブルテレビ」が表示されるので選択して[決定]ボタンを押す
  11. テレビのメニューの[設定する]→[初期設定]→[接続機器関連設定]を開き、[ビエラリンク(HDMI)設定]で[ビエラリンク(HDMI)制御]を「する」に戻す
  12. STBメニューの[その他の機能へ]→[初期設定]に戻り[テレビ/機器/ビエラリンクの接続]→[ビエラリンク設定]→[ビエラリンク(HDMI)設定]を開き、ビエラリンク制御を「入」に戻す
  13. テレビとSTBの電源をOFF→ONする
  14. STBメニューの[その他の機能へ]→[初期設定]に戻り[テレビ/機器/ビエラリンクの接続]→[ビエラリンク設定]→[ビエラリンク(LAN)設定]にテレビの名前が表示されていたら成功

これで、テレビで録画した番組をSTBにダビングできるようになります。

テレビからSTBへのダビング ダビングに成功した番組

[clear]

  1. テレビのリモコンで[録画一覧]ボタンを押して番組一覧を表示
  2. ダビングしたい番組を選択して、[サブメニュー]ボタンを押す
  3. [ダビング]という項目があるので選択する
  4. ダビング機器のところにSTB(ケーブルテレビ)が表示されている事を確認して(左画像)、[ダビング開始]を選んでリモコンの[決定]ボタンを押す
  5. 操作前に見ていた画面に戻るが、ダビング中はテレビの電源ランプが赤くなり、STBの表示窓でもランプが点灯する
  6. ダビングが終了するとテレビ、STBのランプが消えるので、STBの録画一覧を表示してダビングに成功している事を確認する(右画像)

というわけで

嬉しくて長々と書いてしまいましたが、結論としてはとても良い買い物をしたなと。

正直、ニュースやバラエティ、ドラマなどを見るのにこんなシステムをわざわざ組む必要は全くないでしょう。が、スポーツを始めとする中継や映画を見るためにHDTV+AVアンプの環境を整える価値は十分にあると断言できます。テレビが壊れ、さらに震災で部屋がぐちゃぐちゃになってから家ではだらだらと過ごすか仕事をするかという状況だったのが、夜テレビを見るために昼間の仕事の能率がむしろ上がったぐらいで、良い物を楽しみ、その楽しみのためにがんばる、という生活サイクルを久しぶりに取り戻すことができました。

また各国のスポーツ映像を比較すると分かるのですが、日本の放送のクオリティはいまもって群を抜いています。せっかくのこのクオリティ、味わってみて損はないと思います。

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