雑記

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2003-08-11

9日間

未読メールが約1000通...

@自宅

無事帰ってきました.最後の2日間はより安いホテルに移動したのですが,そこからはダイアルアップですら繋げないという状況で,完全にネットの世界とは隔離されてしまいました.2日分の日記がノートの中に入っているのですが,とりあえず荷物を広げないと...

あれ??

日本との時差と書くタイミングの関係で日記の日付が変になっていますが,最終日の分を以下にコピーしておきます.写真はそのうち.あと,固有名詞は完全なうろ覚えです.

日曜日

今日は1日使って観光.The Mallに再び乗り込みました.写真をたくさん撮ったのですが今コピーするのはさすがに無理なので後ほど.今日の日程はお互いに興味のあるものを自分のペースで見て回ったほうがよいだろうと言うことで,待ち合わせの午後4時までは完全自由行動に.午前中はまずアメリカ歴史博物館のInformation ageを見てきました.モールスの通信装置からはじまり,Deepblue(チェスの世界チャンピョンに勝ったコンピュータ)で終わる展示は,途中にENIACの実物が飾ってあったりして,なかなか良かったです.地球の歩き方にはコンピュータを実際に触れるコーナーがあると書いてあったのですが,残念ながらありませんでした.それでもコモドール64やApple II,初代Macなども展示されていたので,かなり満足です.他の展示にも後ろ髪を引かれる思いでしたが,とにかく時間がないので歴史博物館はここまでとしました.

次に向かったのは国際スパイ博物館.この博物館はスミソニアン協会に加盟しておらず,有料と言うことでしたが,名前からして面白そうだったので行ってみることに.ところが,博物館の場所が少し離れていてなかなか見つかりません.しばらく歩き回った挙句,見つけたと思ったら,11時前だと言うのに,11時と12時分の当日入場券は売り切れでした.このまま諦めて自然歴史博物館に行こうかと悩みましたが,どうしても見ておきたかったので,とりあえず3時のチケットを買って最後に回ることにしました.

スパイ博物館を後にして向かったのは,自然歴史博物館ではなく航空宇宙博物館.実は,月の石を触るのを忘れていたのと,初日の時にはじっくり見て回れなかったので,このままでは後悔すると思い,今日ここをじっくり見ることは最初から決めていたのでした.肝心の月の石は正面入り口を入ってすぐのところにあります.灰色のざらざらした石を想像していたのですが,実物は黒く,やけにつるつるしていました.長いこと人が触り続けたため,こうなってしまったのかもしれません.次に向かったのは「なぜ物は飛ぶのか」という展示.これは簡易風洞などの実際に飛行原理に関係のある実験ができるような展示が並んでおり,全部触ってみたかったのですが,夏休みと言うこともあってどの実験モジュールにも子供が群がっており,ほとんど触れませんでした.次に向かったブースは名前を失念.天体観測に関する展示でガリレイの望遠鏡からハッブル望遠鏡に使われている鏡のバックアップまで,色々な展示がされていました.次は「宇宙への挑戦」(うろ覚え)宇宙服の展示からはじまり,ゴダードの時代のものから比較的最近のものまで,さまざまなロケットで使われたエンジンが展示されていました.次は2度目となるアポロ計画に関する展示.ここは前回も少しじっくり見て回ったので,見そこねた部分と,見た部分の写真撮りが目的.断っておきますが,スミソニアンでは基本的に写真撮影O.K.だそうです.2時間以上かけてまわり,とりあえずは満足できました.見学の後はショップでお土産の買物.宇宙食のスミソニアンエディションと,DVDを数本.あと自分用の服.そろそろ3時なので,NGoAで手荷物を預けてスパイ博物館へ.これは,本来こういう風に使うといけないのかもしれないのですが,ボスに会って車の鍵を借りるつもりが,宇宙食のいっぱい詰まったバッグが手荷物検査で「チェックルームに預けろ」と言われてしまい,結局ボスにも会えなかったので預けたままスパイ博物館に向かうことになったのでした.

さて,今日の本命の一つ,国際スパイ博物館です.3時少し前につきましたが,O.K.と言われたので入場.しかし入り口でしばらく待たされます.どうやら完全に入場人数をコントロールしているようです.10分ほど待たされた後ようやくエレベータで上に連れて行かれたかと思うと,順路は閉ざされ,部屋のあちこちに意味ありげな人物の簡単なプロフィールが貼り付けられています.案内人の話を聞くと,どうやら会場内の展示の中に,これらの人が隠れているので,一人だけ決めて,その人のプロフィールをよく覚えておけ,ということらしいです.とりあえず私は何とか(^^;ファルコン,21歳,女性,トラベルコーディネータ,目的地:コンゴ(自信なし),出発地:イタリア・ミラノ,滞在予定30日というのを覚えておきました.5分後に順路が開くとそこはシアターになっていて,イントロの上映が約4分.待たされたわけがここで判明しました.内容は良く分かりませんでした(^^;が,とにかく「おまえは狙われている.気をつけろ」と言った感じでした.ようやく普通の博物館らしくなって,最初の展示はスパイの道具箱.後は普通かなと思ったのですが,そんなことはありませんでした.次の部屋では1枚の写真と「スパイの活動(うろ覚え)」という展示,写真の中に4人のスパイがいるのでそれを探しましょう,といった感じの展示です.その他に街中にさりげなくつけられているサインを探すもの,雑木林の中で行われる情報交換用のアイテムを探すもの,そして街中にある監視カメラを探すものといった4つのシリーズが.その後ろでは,大きなスクリーンに映し出される光景から何かを見つけ出す注意力のテスト.これは列がすごかったので挫折.隣の部屋に移るとピッキングのテクニックについて解説するビデオがリピート再生されていました.シリンダの仕組みから実際のピッキングの様子がモザイク等一切無しで説明されており,たいへん勉強になりました:-).その部屋の壁には色々なピッキングの道具の展示もあります.と最初の二部屋だけでも非常に楽しかったのですが,ここで大きな問題が.待ち合わせは4時で,そこまで最低でも10分はかかるのですが,時間は既に3時半を回っています.それ以降の部屋でもコンピュータを使ったさまざまなテスト等が出来るようになっていたのですが,それらは泣く泣く諦め,とりあえず展示品だけ見て回ることに.色々なものに埋め込まれた無線機や武器,なぜか展示してあるベンツのボンドカー,小型カメラなど,たいへん興味深い展示の数々が前半に集中していました.ただ,後半になると,忍者の装束を着たマネキンや,中世やナチスの展示など歴史的なものが並んでいて,説明をじっくり読んでいる暇もなかったので,いったいあれがなんだったのかは結局謎のままです.それでも時間はまったく足りず,お土産やも泣く泣くスキップして待ち合わせ場所へ.あそこを満悦するには最低3時間は必要でしょう.でもスパイや彼らが使う小道具が好きな人には$13支払う価値はある場所だと思います.

預けていたバッグを取りに行ったりしたため,待ち合わせには5分ほど遅刻.車に乗ってタイソンズコーナー近くのエルメスへ.買物を頼まれたバッグを探すも結局分からず,ボスの携帯で国際電話(!)をかけて確認までして,結局売ってないことが判明.こんなことなら探さずになかったことにして,スミソニアンをもっとじっくり見ておくべきだったと少し後悔.実はエルメスには昨日も来たのですが,6時の閉店時間に間に合わなかったのでしょうがなく今日の変則日程になったのでした.スミソニアンを先にしたのは,車の場合早い時間に行かないと駐車できなくなってしまうためです.ホテルに帰るにはまだ早い時間なので,すぐそばのショッピングモールへ.ここは地球の歩き方にも載っている有名なモールで,膨大な数のお店が軒を並べています.とりあえずはモール内のレストランで食事を取り,その後腹ごなしもかねてモール内を散策.Discovery Channel Shopというのを発見し,いくつか欲しいDVDが会ったのですが,店員によるとたぶん日本では見られないということで諦めました.そのほかにはアップルのショップなどがありましたがいまいち.あとは女性が来るような店が多かったです.

しばらくふらふらした後,CVSというスーパーで水を買ってホテルに.これで全日程は終了です.部屋に帰って荷物をまとめ,後は明日の朝空港に向かうだけとなりました.

食のコーナー(日曜日)

昼はとにかく博物館めぐりの時間を削りたくなかったので,航空宇宙博物館内のマックを5分で平らげ終了.味はマックです.夜はタイソンズコーナーのステーキショップで13oz.のサーロインセットを注文.ボスはビール,私はお気に入りのペリエを頼んだのですが売り切れでグレープフルーツジュースに.セットの内容はサラダとお肉(ライスはなし)というシンプルなものでしたが,サラダはちょっとしたボールぐらいのお皿に,お肉の付け合せは日本では見たことのないサイズのジャガイモにチーズをのせて焼いたものがまるまる1個分,肉も2人前ぐらいの大きさでした.サラダはおいしかったです.肉は味付けがまったくされておらず,始めは面食らいましたがテーブル備え付けの塩と胡椒で味をつけると結構いけました.日本のサーロインと違い油っけはほとんどありません.ボスに霜降りがあるのは日本ぐらいと言われて納得するやら物足りないやら.

ボスのおかげでもろにアメリカっぽい食事というのは1,2回で済ますことができたため,いろんな人に脅されていたほどひどい食生活ではありませんでした.特にレンタカーがあったおかげで,近くのスーパーで普通の食料品を買えたのが大きかったと思います.特に書きませんでしたが,朝はだいたいスーパーで買ってきたフルーツやベーグルというパターンだったため,下手をすると普段より豪華なぐらいでした.個人的にトップ3を上げると,カニ,googleディナー,ステーキといった順でしょうか.

@ダラス空港

ダラス空港での出国審査はかなり適当と言うか,ほとんどノーチェックでした.条件的には燃料満載ですし,ホワイトハウスに突っ込むにはもってこいの飛行機なのですが.無事帰国できることを祈るばかりです:-).というのをダラス空港の待ち時間に書いて,公衆電話からのダイアルアップに挑戦したのですが,どうもカード払いかアメリカ国内の他の番号にチャージするという形態でしか使えないらしく,挫折しました.

@成田空港

成田の関税は「どこから帰ってきたんですか?」「ワシントンD.C.です」で終わりました.

日本人はやっぱ味噌汁だね

ボスのおかげで日本食が恋しいというほどではありませんでしたが,やはり帰国後最初の食事はご飯と味噌汁だろうと言うことで行きつけの定食屋に.美味.

本日のツッコミ(全7件) [ツッコミを入れる]

Before...

- taru-k [うーん。D.C.いいね! 私は1ケ所に長期滞在する旅行が好きだから行きたくなった。 心配はテロくらいか...警備とか..]

- hs [警備については謎の道路封鎖が遭ったり,mallないでは少し大きな交差点の角に立っている,あるいは巡回している警察官が..]

- taru-k [やはり、浴衣で行って、イジラレテ欲しかった。 日程が1週間遅かったら東海岸の停電を経験できたかもね。]


2006-08-11

オフィス模様替え

しばらく前から社員、バイトが勢ぞろいすると一人あぶれてしまう状況だったのを打破するため、今日は丸々1日かけてオフィスの模様替え。部屋の備品をいったん全て外に出し、フリーアクセス下の配線から開始。配線がだいたい終わったところで時間切れ。外に出した備品をとりあえず部屋に戻し、最低限のネットワークを復活させて終了。私は明日から夏休み(ひでー)。

そうそう、模様替えのレイアウトをVisioでやってみたのですが、昔Tgifでやった時と比べて作業効率が段違い。部屋、柱、机などのパーツをドラッグ&ドロップして各パーツのプロパティを開き、実際のサイズを入力していくと、あっという間に部品が勢ぞろい。Tgifのころは縮尺を手で計算してパーツのサイズをちまちまと合わせ、とやっていたので全てのパーツをそろえるまでが一苦労でした。世の中便利になったものです。

暑気払い

誰かさんがなかなかデスマーチを収束させられなかったおかげで、いまごろ暑気払い。気候的にはちょうど良い感じだったのでまあよし。模様替えが押してしまったため、当初予定していたビアガーデンは満席で、急遽近くの蕎麦屋(夜は居酒屋)へ。疲れた体にビールがうまく、最初ちょっとオーバーペース気味になるも、すぐにいつものペースに。焼き鳥、特にレバーがたいへん美味で追加注文したほど。あっという間に時は過ぎ、最後に蕎麦屋らしく「仕上げそば」を注文してお開き。楽しいひと時でした。