突然のご連絡申し訳ありません。「突然のご連絡」を詫びておいて「以前よりご連絡しておりました」とはこれいかに。それ以降は日本語になってないし、書いているうちに敬語に飽きてきた様子が伺えます。
以前よりご連絡しておりました、お客様がご利用になられました携帯電話のサービス内でお客様はブラックリストになり延滞課金利用者となっております。
サーバー管理者からの忠告といたしましてそのサービスの退会直通のアドレスを今回のみお客様のために載せておきます。
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とある仕事の進行が非常に不安になったため、急遽ミーティングに飛び入り参加。ふたを開けてみると、うちの担当がHAL(C-3POでも可)並みの人工知能を持つエンジンの実装になってました。他との差別化を考えていくうちに、そっちの方向に話が向かってしまったようで、残念ながらうちの担当もそちらの分野には疎かったため、話をとめられなかったようです。今日初顔あわせだった実装担当者が困り果てていたので、とりあえず無理ですとまず話をリセットしてから、出来る範囲と当面の作業内容の再構築。「何とかなりそうです」と言えるところまで軌道修正して終了。世の中(?)との認識のギャップを痛感した出来事でした。
「SSLの問題に対する包括的な対策」というエントリを書いたときにも懸念があったのですが、昨今の一部認証局が信頼できないという話を逆手にとって、実質的な信頼度に差はないのに、より高価な証明書へと誘導しているサイトがありました。時間があれば「SSL認証局の選び方」とか書きたいんですが、とりあえず要点だけ。
というわけで、パッとできる作業として、過去の雑記のSSL関連のエントリにタグを付けました。タイトル左の「SSL」リンクをクリックすると、これまでに私が書いたSSL関連のエントリが表示されます。
この作業で思わぬ収穫があったので紹介しておきます。ITProの「正規の証明書を持っているサイトも信用するな」,フィッシング研究者が警告という記事に、「電子メールのやり取りだけで,サーバー証明書を取得できるサービスが最近登場しており,…」とありますが、このエントリにあるように、少なくとも2003年の暮れにはそうした認証局はあったようです。記憶にはあったのですが、記録として残っていたのを確認できたので、自慢しておこう。
そもそも、世界シェア一位の認証局が特許出願中を謳っているシステムはまさに「それ」ですよね。いくらなんでもそろそろ引っ込めたほうが良いと思うのですが。
- taru_k [社員は使えないのだろうか…]
- hs [いわゆる「社員」は存在しないんだな。これが。]