今日は仕事がらみのチュートリアル2件。
OpenLDAPと、大規模システムにおけるその補助ツール(と言っていいのか?)UltraPossumのお話。LDAPの概要、負荷分散とフォールトトレランス、UltraPossumを使ったシステム構築といった内容でした。
既知の問題として、日本語の文字列ではインデックス生成のアルゴリズムに問題があって、生成したインデックスが空間の一部に集中して
あいまい検索が遅いという問題があると言うことでしたが、文字列のハッシュを取ってその先頭4バイトをインデックスとすれば解決するんじゃないのかな? と思ったり。
HTTPを使ったファイル共有システム(偏った視点)のお話。WebDAVの歴史、仕組み、実装、問題点など。UNIX(apache)ではhttpdの実効ユーザーがオーナーになってしまうと言うのは盲点でした。解決策としてmod_suid2の利用が挙げられていましたが、後で調べてみると、このモジュールを使うにはhttpdをroot権限で動かす必要があるらしいです。ファイルの実際のオーナーはnobodyとかで、内部的にACL相当の処理を実装しているのかと思っていたのですが、ぜんぜん違いました。ってモジュールの名前見ればわかりますね。ともあれ、WebDAVのためにroot権限でhttpdを動かすのにはちょっと躊躇してしまいます。なんか考えよう。
やっぱいくら暇がないといってもこういう場にはある程度の頻度で参加しないと駄目ですね。