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2003-07-30 [長年日記]

L-CardA続き

ハードの方はなんとなくわかってきたが,ソフトの方が,特に拡張I/Oポートをたたく部分に関して,ドキュメントやサンプルがまったく存在しないことが判明し,途方にくれる.こうしてみると,Software Design 6月号7月号()の特集記事(後半)が,なぜああいう形になったのか良くわかる. あの記事ではL-CardAを使ってLEDを点滅させるための回路とドライバを作るのに,わざわざUSBポートを使って接続するカメレオンUSBというボードを利用していた.LEDを点滅させたいのであれば,本来拡張I/Oの汎用入出力ポートに接続して制御するというのが素直な発想であり,わざわざUSBポートに繋げるボードを使う必要などないはずである.組み込みLinuxの特集でデバイスドライバを書くというお題ならなおさらそうであろう.にもかかわらず,記事がああいう形になったのは,L-CardAのマニュアルのあちこちに書かれている指示に従って,ハードウェア編だけで1000ページをゆうに超えるVR4181Aのマニュアルをひっくり返して調べている暇など無かったのではないだろうか.

おそらく,L-CardAや搭載されているLinuxをブラックボックスとして扱い,ちょうどarmondのように,シリアルやUSBを使って他のハードを監視,あるいは制御するような物の開発にはそこそこ便利な道具として使えるだろう.ただ,I/Oポートを有効活用するには,現状ではL-CardAと同等の品を自分で設計,開発できるぐらいの知識が必要なのではないだろうか.さもなくば,開発キットを買えということか.でも,「移植を行ったときの開発環境がバンドルされています」とあるだけで,開発に必要なドキュメントやサンプルが付いているとは書かれていないんだよなぁ.